新型コロナ後遺症(罹患後症状)の治療法

 

「コロナ後遺症 (罹患後症状) について」は、これまでの、後遺症患者さんの診療から、 私は、この病態を次のように理解しました。

一番は、「体内の熱の分布の異常」で、「上熱下寒」を改善する漢方薬が効いており、症状改善しています。

「体内の熱の分布の異常」を引き起こしているのは、ツボとツボを結ぶ経絡の中で、「三焦経」の機能異常が生じて、「体熱の分布」が病的になり、様々な不定愁訴を生じているかと推察しています。
それを裏付ける所見としては、触診で、 「三焦経のツボ」は硬結がみられます。

「三焦経」の機能異常が生じた原因は、今のところ、不明です。

体内の熱は、身体の機能上、最も根幹である「細胞」の周囲の「場の健康」でもあります。

 

その 「細胞周囲の場」を健康にすれば、細胞の機能も正常化して、不定愁訴も改善されるかと考えております。